ヒストリアながと開館一周年記念展松尾晩翠

　長門市出身の日本画家・松尾晩翠は、来年（2024年）没後90年を迎えます。彼の生涯と作品を広く市内外の方に知っていただきたいと思い、一周年記念企画展として取り上げました。会期中には、講演会も予定しています。
　晩翠は、明治10年（１８７７）に長門仙崎の旧家に生まれ、17歳で京都の内海吉堂画伯について南画を学びました。昭和9年（１９３４）58歳に病で亡くなるまで、明治時代後半から大正、昭和時代の初めにかけて京都で活躍していました。　本展では、長門市所蔵の「老松孔雀図」などを展示し、晩翠の生涯を紹介します。